収入証明書ってなに？

　

　
　収入証明書とはその名の通り、収入額を証明するものです。
　
　賃金業者には総量規制という、
　年収の1/3までしか貸し付けてはいけないという決まりがあるので、
　大手の賃金業者では大体50万円以上の高額融資を希望した場合や、
　中小の賃金業者ではほかのところからの借入額が
　すでに総量規制に引っかかってないかを確認する意味でも、
　最初から提示を求められる場合があります。
　
　もちろん申し込みの中で年収額を自己申告もしますが、
　それを裏付ける公的な証拠として提示する場合がほとんどです。
　
　

収入証明書の種類

　

　
　収入証明書とは「収入を証明できるもの」の総称であり、
　当人の雇用形態などにより、複数の種類があります。
　
　まず、アルバイトや正社員であるならば、
　「給与明細」や、年末に渡される「源泉徴収」がこれに該当します。
　
　ですが、給与明細の場合は単月分の給与しか記載されていませんので、
　複数か月分の給与明細と賞与明細の提出を求められることがあります。
　
　また、自営業の方であれば
　「課税証明書」か「確定申告書」の用意もマストになります。
　
　

各証明書をもらえる場所

　

　
　会社から手渡される「源泉徴収」があれば一番手っ取り早いですが、
　一年に一度しか受け取らないので失くしてしまいがち…。
　
　そういった場合は再発行をしてくれる会社がほとんどだと思うので、
　源泉徴収の再発行を依頼してみましょう。
　
　ですが、大体が再発効までに1日以上かかってしまうので
　即日融資を受けようと思っている方にはリスキーな手段です。
　
　そうした場合、区役所や市役所などの最寄りの役場に行けば
　年収や納めた各税金などが明記された「課税証明書」を受け取ることができます。
　
　自営業の人のみならず、「課税証明書」は収入証明書となりますので、
　営業時間内に役場まで行けそうな方にはおすすめです。
　
　

まとめ

　
　収入証明書は「源泉徴収」や「複数か月分の給与明細」が手っ取り早く、
　紛失時や自営業の方は区役所に行って「課税証明書」を受け取る。
　
　以上が収入証明書の提出準備となります。
　あとはFAXで送ったり、郵送したりと、金融機関によってさまざまですので
　申し込みを行う賃金業者の指示に従ってください。


　

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