(CNN) トヨタ自動車はこのほど、車全体を木で作ったコンセプトカー「SETSUNA」を発表した。
イタリアのミラノで今月開催の「ミラノデザインウィーク」で正式にお披露目となった。最高時速は約45キロで、道路で実際に使用するよりも象徴的な意味合いが大きい。 ...
引用元
CNN.co.jp 日本が誇るトヨタからは、世にも珍しい木製の車のニュースです。
こちら、古来から木造建築で使われてきた、釘や接着剤を使わずに木を組んで接合する「送り蟻(あり)」や「くさび」といった技術を使って86枚の木の板を組み上げた、木製であることにこだわりにこだわった車となっています。
普通に走行はできるようですが、CNNニュース曰く「象徴的な意味合いが大きい」とのこと。
木は年月を経れば減るだけ風合いが変わり、共に過ごしてきた期間を感じることができる素材です。
ダッシュボードには最大100年まで年月を記録できる時計が付いているということからも、
「車は人と家族と共にあり、共に過ごすもの」というコンセプトを感じることができます。
トヨタの用いた「木で作られた家族の財産」という形容、そして刹那という車の名前。
まさに粋を感じる、日本のメーカーらしい“車”となっています。
ちなみに、パズルのようにピースを抜いて中の機械部分の修理を行えたりできるらしいです。
写真引用元:BMW 3社の開発分担は、BMWが自動運転車の車両開発、インテルがディープラーニングを活用した人工知能などの自動運転アルゴリズム、モービルアイが車載カメラを使ったセンシング技術になる。 ...
引用元
ITmedia
今度は、最近日産のCMでも話題になった自動運転自動車についての話題です。
そもそも「自動運転車」の定義ですが、下記のようにレベル(段階)が設定されています。
(抜粋元:Wikipedia)
レベル0
ドライバーが常にすべての操作(運転など)を行う。
前方衝突警告(FCW)などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。
レベル1
加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。
自動ブレーキなどの安全運転支援システムによる。
レベル2
加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。
アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。
ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。
レベル3
加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。
加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。
通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時にはドライバーが適切に応じる必要がある。
事故時の責任はドライバーとなる。
レベル4
完全自動運転。
加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態。
安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムや外部に委ねる。
レベル5
無人運転可能。
今回BMWが3社協力のもと作成しようとしている車ですが、このレベル5を視野に入れての開発だそう。
つまり、「迎えに来て」と信号を送れば無人の車が迎えに来てくれるのも夢じゃないのです。
しかも、2021年までに量産できるところまで持っていくとのこと。
あと5年程度で、運転手がハンドルから手を放すどころか、
運転手そのものが消えるかもしれません。
まとめ
10年前には「スマホなんて未来的なもの、どうせ自分の手元にまでは来ない」と思っていました。
5年前にはブラウン管テレビがほとんど姿を消すことが信じられませんでした。
そして現在、まるでSF映画の予告編のように「自動運転」や「変形する車」のニュースを観ています。
今ではテレビの向こう側の話ですが、
それらが当たり前になる時代も、そう遠くないのかもしれません。
2020年の東京五輪では、私たちは何に乗り、何を使い、選手の活躍を応援しているのでしょうか。
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