金融ブラックとは？

　
　ブラックとは「ブラックリスト」から来た言葉です。
　
　ブラックリストという文字通り、借り入れに不利になるようなことをして
　ブラックリストに名前が載ってしまい、
　金融からの借り入れが断られるようになってしまうことを言います。
　
　ですが実際にはブラックリストのようなものは存在せず、
　金融機関同士で共有される信用情報のデータベース内に
　「こういった経歴があります」という記録が残ってしまい、
　それを見た金融機関が審査から落とすようになる、というのが
　仕組みの実際のところです。
　
　ブラック状態になってしまうと、借り入れがしにくくなるほか、
　ブラックになった要因によっては一生涯ローンが組めなくなったり、
　数年間クレジットカードが持てなくなったりと、
　人生を左右しかねない不自由さを伴うことになります。
　
　

何をするとブラックになるの？

　

　
　主に「金融事故」と呼ばれる金融に関するトラブルを起こすと
　データベース上に記録され、
　不利な情報として金融間で共有されることになります。
　
　まず、借金の返済や各公共料金(携帯含む)の支払い遅延。
　
　借金の返済が遅延した場合はもちろん、
　水道やガス、電気、家賃、携帯電話などの料金支払いを遅延しても、
　データベースに情報が記録されてしまうのです。
　
　多くの場合、3か月以上の遅延から記録されることが多いようです。
　
　そして司法書士の先生や弁護士の先生の力を借りて債務整理したり、
　借金が返済しきれず保証会社などに代位返済してもらった場合にも、
　データベース上に「金融事故」として記録が残ります。
　
　また、借金を時効まで一切返さず、
　時効援用した場合には「金融事故」の中でも最も重く、
　ローンを一切組めなくなる上にクレジットカードも一生持てなくなります。
　
　また、総量規制いっぱいまで借り入れを行った人も
　「これ以上は貸付できませんよ」という情報がデータベース上に乗るので
　ある意味ではブラックと同じ状態になります。
　
　ブラックという言葉で簡単に括られていますが、
　ブラックたる所以は様々で、人によって違うものです。
　
　

どうすれば脱ブラックできる？

　

　
　債務整理については、自己破産を行った場合には10年程度、
　任意整理などを行った場合には大体7年程度で、
　いわゆるブラックリストから情報が消えます。
　
　総量規制につきましても返済が進んで借入額が減れば
　そのぶんだけ借り入れを行えるように情報が書き換わりますし、
　その他情報についても、きちんと期日までに支払いや返済を行っていれば
　数年間で信用を回復することができるでしょう。
　
　「最近、審査に落ちるけどまさか…」
　「自分がもしもブラックだったらどうしよう…」
　という方は、信用情報を開示してもらえる（要手数料）ので
　信用情報を保管しているところのホームページなどをチェックしてみてください。
　
　信用情報を保管している期間は各金融機関に準じますので、
　借り入れを行っている賃金業者及び銀行のサイトをご覧ください。
　
　

まとめ

　
　普通に支払い、普通に返済していれば、基本的にブラックにはなりません。

　ですが、世の中なにが起きるかわかりません。

　自分になにかあったとき、ブラックになったりしてしまわないように、
　日頃から返済について身近な人に伝えておくなどして
　できる限り備えておきたいですね。
　
　

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　あとびっくりするほど関係ないんですけど、
　いつもお世話になってるぱくたそさんで画像素材を拝見していたところ、



パロディするの早すぎかよ。

面白いですよね、逃げ恥。
星野源と結婚できる世界線に生まれたかったです。